組立品の部・金賞受賞!

p01_6 中央職業能力開発協会会長賞 溶接を主体とする組立品の部・金賞受賞
 「スクリューコンベア」

 ■製品メモ
 寸法:350×280×750mm
 要求制度:±1mm
 加工時間:2100分
 生産形態:試作品
 材質:SUS304片研(♯400)
 板厚:1.5・2.0mm
 部品点数:10点

■製品のポイント
 ◆曲げと溶接の一体化
 >>>>パイプではなく曲げと溶接による成形加工
 ◆製品の企画と見せ方
 >>>>加工技能・技術の焦点を絞ったアピール

 

 

■チーム力による受賞
第18回の初出品・銅賞が社員のモチベーションアップにつながり、
”目指せ!金賞”で取り組んできました。p01_6_h

前回までは名人がつくった中で、見栄えや形で出品製品を決めていましたが、今回は初めてプロジェクトチームを結成し、何を、どこを見せるかなど、ポイントを絞り、製品コンセプトを決めてから、製作に取りかかりました。

製品のアイデアは船山伸一郎管理部長が出し、そこからは30歳前後の若手社員が中心となり、話し合いを続け、各工程を分担しながら、仕上げました。

まず考えたのがスクリューコンベアを板金のみでつくるという点です。
そして製品内面をいかに見せるかでした。
この際ポイントになったのが、内面の曲げ溶接、さらにスクリューとの結合部のクリアランスです。 

スクリューを収める円筒はパイプではなく、曲げと溶接による成形です。
ロール曲げとベンディングマシンによる一体曲げの後、バックシールド溶接により接合しています。
また製品上部の加工は深勾配曲げによる成形です。
曲げ、溶接ともに当社随一の技能・技術を駆使したもので、高精度な製品ができました。

溶接を見せるポイントにしていたため、あえて仕上げなかったのですが、その部分を投票された方・審査委員にしっかりと見ていただき、評価されたと感じています。

 

 

■継続が重要
 今回曲げはベテラン社員、企画や展開、溶接などの他工程は若手社員が担当しました。

ベテランの技能と若手の発想力・思考力がうまく融合された結果であり、今後の技能伝承にも生かしたいと考えています。

目標は達成されましたが、大切なのは続けることです。
1回限りではなく、続けて良い製品を生み出せるよう、取り組んでいきます。

すでに社員は次回の構想も持っているようで、受賞の自信が一層の意欲・技能向上につながっています。